
平成28年度の介護福祉士国家試験から、「介護福祉士実務者研修」の修了が必須になります。
実務経験3年以上に加えて、「介護福祉士実務者研修」の修了が義務づけられます。
介護福祉士を目指す方、また今よりスキルアップしたい方、関西福祉学院にお申し込み下さい。
平成28年度の介護福祉士国家試験から、「介護福祉士実務者研修」の修了が必須になります。
実務経験3年以上に加えて、「介護福祉士実務者研修」の修了が義務づけられます。
介護福祉士を目指す方、また今よりスキルアップしたい方、関西福祉学院にお申し込み下さい。
少し前のお話ですが、平成23年に厚生労働省から新しい介護業界のあり方と人材の育成に関する資料が発表されました。一番の注目点は、今後のキャリアパスは、「介護職員初任者研修修了者→介護福祉士実務者研修修了者→介護福祉士→認定介護福祉士」を基本とするキャリアパスの一本化に絞られます。
従来のキャリアパスは複雑でしたので、シンプルにすることで、キャリア形成に寄与し、介護系人材の確保を強く推し進めたいということです。
介護業界は、他の業界に増して、人材の確保が急務です。逆にいうと、介護系人材に対する需要が高い=「お仕事が多く、社会的地位や給与の向上が大きく見込まれている」といえます。
この研修を修了すると「サービス提供責任者」として扱われるようになります。この「サービス提供責任者」こそ、実は今、各介護系施設で大変ニーズが高い資格なのです。
「サービス提供責任者」は、訪問介護に重要な役割を果たします。ヘルパー資格の上位として、責任と義務も大きいですが、非常にやりがいがあり、また、給与面でもプラスの側面があります。
介護の人材が求められている中、介護系にも国家資格があります。そのうちの重要な資格の一つが「介護福祉士」です。
「介護福祉士」になれば、社会的に果たす役割も大きく、任される仕事も重要になり、その分、給与面でも優遇が期待できます。とてもやりがいを感じる介護の資格、それが「介護福祉士」です。
もちろん、国家資格ですから、しっかりとした勉強が必要ですし実務経験も求められます。
しかし、何よりも重要なのは、平成28年度国家試験から、「介護福祉士」の受験資格に、「介護福祉士実務者研修 修了者」が含まれるということです。
国家試験を受けるためには、この「介護福祉士実務者研修」が必須になりました。(実務経験3年以上という条件など他にも諸要件があります)
介護職員初任者を、介護業界の入り口の資格と位置づけると、介護福祉士実務者はさらに多くの知識・実務経験を学べる研修です。
介護福祉士実務者研修では、従来になかった喀痰ケアや経管栄養など、これまで医療的行為とされていた業務にも踏み込んで、介護従事者のスキルアップを図る研修となっています。
関西福祉学院 新講座「介護福祉士実務者研修」いよいよ開講です
早いもので平成26年2月1日に介護資格養成学校である「関西福祉学院」をスタートさせて1年が経ちました。
ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修へと改められ、介護福祉士の受験資格が見直されるなど、2013年度より医療・介護業界の資格制度やキャリアパスのしくみが大きく変わってしまいました。
介護の国家資格である介護福祉士を、介護・福祉の現場で働く方がチャレンジするには「介護福祉士実務者研修」を修了することが必須となりました。
「関西福祉学院」は介護業界で働かれる方が無理なく勉強できるよう、介護福祉士実務者研修コースを通信課程で開講します。
関西福祉学院は働きながら学び、介護福祉士を目指す方、あるいはキャリアアップを図る皆さんを応援します。
1.実務者研修について
①実務者研修は、介護福祉士試験を受験(平成29年1月以降)するために、実務経験者に義務
付けられる必須の研修です。
②自宅学習とスクーリング9日間(介護過程Ⅲ45時間と医療的ケア演習13時間)で修了証取
得が可能です。働きながら学びやすい資格・研修となっています。
③指定訪問介護事業所においてサービス提供責任者として求められる資格であるため、就職にも
有利です。
2.介護福祉士の受験資格は次のとおり改正されます。
平成27年度(平成28年1月試験)まで | 平成28年度(平成29年1月試験)から |
①実務経験 3年②受験資格要件・実務者研修修了・介護職員基礎研修修了・介護職員初任者研修・ホームヘルパー1級修了 ・ホームヘルパー2級修了 ・ホームヘルパー3級修了 ・無資格 ③試験内容 ・筆記試験 ・実技試験 ④「実務者研修」修了のメリット ・12月までに修了していれば実技試験が免除される(当学院では5月コースに受講いただき10月末日までに修了することが必要です) | ①実務経験 3年②受験資格要件 ・実務者研修修了が受験資格要件③試験内容 ・筆記試験のみ |
3.喀痰吸引等養成研修
介護福祉士に合格した後に喀痰吸引等養成研修を受講する場合、実務者研修の医療的ケア・演習修了者には「喀痰吸引等研修基本研修(講義50時間)」が免除されます。
4.平成27年度からは介護報酬の一部が改定されます。サービス提供責任者の資格要件により減算額が拡大します。
実務者研修はますます必要とされる資格となるでしょう。
平成27年度の指定訪問介護事業所におけるサービス提供責任者に必要な資格と介護給付費に係る減算の有無
サービス提供責任者に必要な資格 | 実務経験の有無 | 減 算 |
介護福祉士 | なし | なし |
実務者研修修了 | なし | なし |
介護職員初任者研修修了 | 3年以上実務経験 | 所定単位数×70/100 |
介護職員基礎研修課程修了 | なし | なし |
訪問介護員研修1級(ヘルパー1級)修了 | なし | なし |
訪問介護員研修2級(ヘルパー2級)修了 | 3年以上実務経験・一定の従事日数 | 所定単位数×70/100 |
看護師、准看護師又は保健師の資格を有する者 | なし | なし |
当学院の実務者研修の5月コースを受講した場合、11月初旬には実務者研修修了証取得が可能です。
介護の職場において、介護福祉士実務者研修の資格は必要な資格であり、就職にも有利な資格といえます。
①基本は自宅学習と課題(レポート)提出ですので自分のペースでの学習が可能です。
②受講科目は保有資格により異なりますが、他に資格を保有していれば課題提出も少なくなります。
③スクーリングは介護過程Ⅲ(講義)が7日間、医療的ケア(講義・演習)が2日間です。全日程
出席が可能な5教室の中から選択してください。万一、当日のスクーリングの出席が出来ない場合は、他の教室での振替も可能です。
④介護福祉士試験に沿った課題・演習を用意しています。
⑤介護福祉士養成教育に精通した講師陣がお待ちしています。
授業内容 | 時間数 | 保有資格者別の履修科目 | ||||||
右記の介護系資格をお持ちでない方 | 介護職員初任者研修 | 訪問介護員研修 | 介護職員基礎研修 | その他 | ||||
3級 | 2級 | 1級 | ||||||
ヘルパー3級 | ヘルパー2級 | ヘルパー1級 | ||||||
人間の尊厳と自立 | 5 | ● | - | - | - | - | - | |
社会の理解Ⅰ | 5 | ● | - | - | - | - | - | |
社会の理解Ⅱ | 30 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
介護の基本Ⅰ | 10 | ● | - | ● | - | - | - | |
介護の基本Ⅱ | 20 | ● | ● | ● | - | - | - | |
コミュニケーション技術 | 20 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
生活支援技術Ⅰ | 20 | ● | - | - | - | - | - | |
生活支援技術Ⅱ | 30 | ● | - | ● | - | - | - | |
介護過程Ⅰ | 20 | ● | - | ● | - | - | - | |
介護過程Ⅱ | 25 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
介護過程Ⅲ(スクーリング) | 45 | ● | ● | ● | ● | ● | - | |
発達と老化の理解Ⅰ | 10 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
発達と老化の理解Ⅱ | 20 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
認知症の理解Ⅰ | 10 | ● | - | ● | ● | - | - | ※1 |
認知症の理解Ⅱ | 20 | ● | ● | ● | ● | - | - | ※1 |
障害の理解Ⅰ | 10 | ● | - | ● | ● | - | - | |
障害の理解Ⅱ | 20 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
こころとからだのしくみⅠ | 20 | ● | - | ● | - | - | - | |
こころとからだのしくみⅡ | 60 | ● | ● | ● | ● | - | - | |
医療的ケア | 50 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ※2 |
医療的ケア(演習) | 13 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
医療的ケア演習(スクーリング) *医療的ケアの種類に応じて、それぞれの回数以上の演習を実施する。 |
|
総受講時間) | |||
下記の介護系資格をお持ちでない方 | 450時間 | ||
介護職員初任者研修 | 320時間 | ||
訪問介護員研修 | 3級 | ヘルパー3級 | 420時間 |
2級 | ヘルパー2級 | 320時間 | |
1級 | ヘルパー1級 | 95時間 | |
介護職員基礎研修 | 50時間 |
※1 認知症実践者研修を終了した方は、受講が免除されます。
※2 喀痰吸引等研修を終了した方は、受講が免除されます。